2020年4月6日月曜日

[個別株]恩恵銘柄はすでに上昇。ダイレクト影響銘柄にこそチャンスあり

マザーズの個別株は影響を受ける銘柄安、受けない銘柄高とはっきりしてきています。

しかし恩恵を受ける額以上の値上がりを見せており、いまからの参入は完全にギャンブルです。緊急事態宣言の発令が迫る中、株価はもう一段安をねらいます。そこで参入すべきは次の三つだと考えます。

1.隠れ恩恵銘柄
2.新型肺炎の影響が少ないが指数に合わせて下がっている株
3.新型肺炎の影響を受けて大幅に下がっている株(ただし破産しない)

1を見つけることができれば最高です。4月末から始まる決算ラッシュに向けて、勘のいいひとなら今仕込んでいるはずです。

1.隠れ恩恵銘柄

隠れ銘柄として着目しているのは証券系です。口座申し込みが増えているとのことで株価が下がったこのタイミングで株を始めようと思う人は多いそうです。

決算が出るまで着目されないかもしれませんが、わかりやすいリモートワークや薬・マスク銘柄より今なら買える銘柄がそろっています。

こーいうときは、その業界でトップシェアを狙うというのは定石です。とするとまず筆頭に浮かぶのはネット証券トップです。

■8473 SBIホールディングス

IPOが予想されていたレオスキャピタルを最近子会社したのがニュースになりましたね。このタイミングでも、いやだからこそ、積極的にM&Aしかけています。

2年来安値となっている今が株を買うチャンス筆頭株です。ただし、ここから10倍をねらうような株ではないかも。2倍はねらえそうです。
でも10年後見たら野村證券を食べるようなこともあるかもしれません。短期勝負はさておき10年先を見据えた時にこのタイミングでは持っておきたい銘柄です。

■4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド

株情報サイトトップシェアとしてミンカブは挙げておきたいです。私も何回もミンカブをトレードしているのでブログを見ている方にはおなじみの銘柄ですね。株主優待も充実していて、その意味でも魅力がある銘柄ですが、現在IPO価格以下で推移しています。
こちらも相乗効果のあるM&Aを進めています。

こちらも将来を見越しても短期的にも有望銘柄です。ただしマザーズ指数につられる傾向があるので短期的な値動きに耐えれるポジションで。


2.新型肺炎の影響が少ないが指数に合わせて下がっている株

■9505 北陸電力

ディフェンシブ銘柄もこの株安に合わせて下がっています。なかでも北陸電力にはずっと注目しています。私がTKP撤退戦でポジションを減らしたタイミングだからこそブログに残しておきます。北陸電力管轄に住んでいますが、値上げ・・そして値上げ・・。(--#
志賀原子力発電所の再稼働をあきらめたからこその値段改正です。原発に関する不安がある意味取り除かれています(汗)今年から配当復活。増配もあるとにらんでいますがさておきどうなるでしょうか。TKPの整理が終わったのでポジション再構築予定です。

■1887 日本国土開発

国会答弁を聞いていると相変わらず国土強靭化をメインとした予算編成をしそうです。とすると土木ですよね。コロナ関係も影響を受けずオリンピック需要がひと段落して人件費も下がってきそうです。
ということで手を出しやすい株から。


■4274 細谷火工

防衛系からも1銘柄
こちらもコロナ影響を受けにくい公共関係のお仕事を受けています。火薬には消費期限があり定期的な消費が見込める銘柄です。

■6050 イーガーディアン
IT系からはイーガーディアン
SNSやゲームなどのセキュリティ関係の監視を行う会社です。ストック型ビジネスでサービス継続している限りお客さんが減りません。安定して増収増益をつづけているのでこの値段なら適正価格。決算で再評価されそうです。

3.新型肺炎の影響を受けて大幅に下がっている株(ただし破産しない)

ただ、どんだけ頑張っても国の支援がダイレクトにある企業以外はいってしまうときはあると思います。全力はおすすめしません。

■9022 東海旅客鉄道
旅客需要が大幅に落ち込んでいる中で各社落ち込んでいますがその中でもJR東海を選択。絶対につぶれない安心感があります。どこまで行くかわかりませんが2年後には2万円台に戻るのは確実。ただ一口買うのに160万必要なのは弱小投資家にはつらい。

■9202 ANA
業績悪化ぶりがやばいですが、戻り始めるなら運輸系ということでANAを選択。優待もおいしいですが、ANAをこの価格で買えるチャンスは10年来ないかと。
今回は国も全力で支援して潰させないはずです。

■9726 KNT-CT
旅行会社からは落ち込みの激しいKNT-CT(近畿日本ツーリスト)をチョイス。

買える株で最大手は9603 HISですが、こちらは海外旅行が強い会社です。

経済対策で旅行関係に大幅な資金注入がありそうなので国内が強いKNT-CTをチョイス。HISとANAは同じような値動きをすると思われるので買うならANA。

■2706 ブロッコリー
ゲーセクは全体的にマザーズ指数爆下げの影響を受けているのですが、その中からつぶれなさそうな銘柄がいくつかあります。まずブロッコリーから。うた☆プリで安定した利益がありますが、イベントが行えなくなったことで物販利益がなくなりそれを嫌気して株価が下げているようです。ゲーセクの中ではちゃんとした配当がある良い会社です。1年ほど配当を停止すれば当面の資金繰りには問題ありません。

■3758 アエリア
こっそりホテル関係も手を出している為、ゲーセクの中でも下げが大きいアエリア。こちらもA3で安定した収益があります。自社株買いも行いましたが短期的には焼け石に水。しかし株価指数に後々効いてきそうです。

■7085 カーブスホールディングス
日本初のスピンオフIPOということで話題をさらう予定だったカーブス・・・。ただし実施時期が最悪となってしまいました。感染リスクがあるということでフィットネス関係は全滅。でも期待したい株ではあるのですよねぇ。この価格なら2,3口ならつぶれても痛い!ぐらいで済みそうな感じです。

■3479 TKP
先週私が撤退戦を行ったTKP。しかし貸会議室最大手として押さえておきたい銘柄ではあります。事態が落ち着けば3000円台は固い・・はず。借金が多いのが気になりますが。
リバウンド期待で全力買いはやりすぎました。一回撤退して様子を見ながら入りなおします。

■6558 COOKBIZ
飲食店向けの雇用サイト運用Cookbiz・・・。まぁ痛いですよね。ただし落ち着けば今度は獲得競争が始まるはず。
つぶれなければ、かなり期待できる株でもあります。


■7035 And Factory
出版各社の電子書籍サイトを作成運営しています。
なのにこんなに弱い・・。というのもAndHotelsというホテル事業に軸足を移しつつあったところへのコロナ騒ぎ、いくつか自社物件があり重くのしかかっています。

こちらもつぶれなければ反発が期待できそうです。つぶれなければ。規模が大きくない会社なのでホテル事業のマイナス分が大きいはずですが融資でつなぐことができればなんとか・・。