2020年3月20日金曜日

[雑記]予想通りの暴落スタート。3/23週の戦略 日銀を信じろ!

自分の考えをまとめる為に書いています。
これ見てトレードしてのトレード結果に責任は持ちません。

■振り返り


今週も大変な一週間でした。
金曜日の薄い中の上げが怪しいと書きましたが、やっぱり月曜日からダウ大暴落。
9.99%-2352ドルのマイナスで、下げ率でも史上2位となりました。なお史上1位は現在サーキットブレーカー制度があって更新不可能です。

・ダウ先・日経先比較

ただ、この下げは日曜日の時点で、すでにweekendダウが下げていたことにより予測できました。
毎日上げ下げを繰り返す相場はあまり変わってないので3/16の週は1日ごとにダブルインバースとダブルレバレッジを交互に売って買ってしてました。

ちょっと荒稼ぎしすぎたかな?っていうぐらい稼いで大きくマイナスで始まった3月はプラテンどころか今年の目標額である実現益+100%を達成してしまいました。
(注意)といっても元々120万円スタートですので、税金支払い後+120万越えです。微々たるものです。株クラの皆様は1億ぐらいの運用当たり前ですので。

こんなわかりやすい相場近年なかったと思えるぐらいです。特にダウ先が±5%の値幅制限でどちらかに張り付くのでその間オーバーシュートしやすく、それをねらってPTSも活用してかなり荒稼ぎです。

その増えたお金は次々、北陸電力買いに回してました。北陸電力は3Q時点で通計を超えていて今年から復配も期待できます。電力株の配当ランキングでは現在下位にいますが来年からは他の電力株と並ぶ予想です。
というのも元々原子力発電所の稼働を想定してオール電化向け電気料金設定していました。それを去年から変更しています。っていうかわが家のプランなのですが(--#
1割増えたよ!電気料金><

・9505 北陸電力

ということで特に低い評価となっていた北陸電力株をひたすら火曜日から買い集め。上値はたたかれるものの、火曜日からは+を続けています。

木曜日は、3連休持ち越しを嫌ってマザーズが下げた所でミンカブの優待分を確保。
Hameeを買ってしまいました。これらは、買った後にさらに下押ししています。
特にHameeは落ちるナイフを思いっきりつかんだ感も。

調子が良かった分、また最後に少しやらかしました。

イベント的にはEUとアメリカが刻一刻と状況が悪化しています。注目していたアメリカの3/8-3/14新規失業保険申請件数は前週+7万件(+33%)の28.1万件と悪化している状況がはっきりしてきました。
来週はもっと跳ね上がります。(断言)

それ以外では、日銀のETF買いです。
https://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_etf.htm

3/17 1204億円
3/19 2004億円

・・・・っておいw
まさかの木曜日2000億円お買い上げ。東証1部全体の約5%が日銀買いです。
GPIFによる買いと思われる大型株お買い上げの値動きもあり、先週までは日経と同じような値動きだったTOPIXと日経平均がかなり乖離を始めています。

・青TOPIX、橙NIKKEI225

※あと親ソフトバンク株が株安を受けて大きく下げていてそれだけで毎日日経を100円ぐらい押し下げています。

また、世界的なドル不足が起きて、全通貨に対してドル高のフローが発生してます。ドル円も111円台に突入。日本株にとっては円安は追い風ですが・・、いわゆる悪い円安ってやつじゃなかろうか?^^;;
また、ポンドやユーロも歴史的安値になっています。

・ドル円111円突破


■状況仮定


まず、来週は金曜日に3月権利確定日が控えます。
日本企業は3月締めが多く1年の中で最も配当が出る月となります。

今回の件で減配する企業も多々あるっでしょうが、業績に影響が少ない企業は普通に配当を出しそうです。

そして、日銀とGPIFです。1年の成績を決める一週間です。この週に大暴落なんてした日には5月ごろに袋叩きにあいます。何としてでも17000円台維持。ここを下回ると日銀が帳簿上は債務超過に陥ります。(自分でお金刷っているので債務超過になったところであまり意味はありませんが、信頼性問題に発展する可能性はあります)

その覚悟を示す意味での2000億円買い。世界中の売り方に喧嘩を売った号砲です。

・VIX指数

また、ダウは下げていますが、VIXは低下傾向になります。ダウの下押しに対してVIXが上値を延ばさなくなりました。(VIX先物の限月が変わって売り込まれているという記事を見たのですがソースが見つけられませんでした)

ダウの下げも、3/17ぐらいまでは1日2000ドルを軽く超える値幅で動きボラが非常に大きな状態でしたが、この2日で落ち着いてきました。FRBのスワップ対象国拡大と緊急スワップ実施がここにきてドル不足に効いてきた感じです。



■目先のイベント

オリンピックに関する決定はIOCと日本が先延ばしを中でチキンレースの様相となってきました。お互い責任は負いたくないとw。
GPIFと日銀の命運がかかる3月中にわざわざ決定する必要はありません。4月以降です。

そのほかもう何が起こってもおかしくないでが、この週はひたすら日銀を信じたいと思います。
朝押したら買い。昼押したら買い。

銘柄も個人が好きそうなものではなく機関投資家が好きそうなものをベースです。わからない場合はTOPIXのETFで。

なお、3/30の週は地獄が待っているかもしれません。
4月からGPIFの支援がなくなって、オリンピック中止のニュースで急落していく日本株という可能性考慮です。

また、マザーズの小型株は資金が入らず値段が飛びやすいです。毎日±10%する銘柄も多く板も薄い為、なるべく触らないようにします。
なんのニュースもないのにS安した銘柄とかあれば買ってみようかな。
ある程度時価総額があるつぶれない流動性がそこそこのものを中心です。

あと優待目的株で保有数を最低まで減らしていた物を元に戻すの忘れずに。(特に長期保有条件が付いているやつ)

円安については考慮しません。短期的なものとみています。金利差0でアメリカが日本の10倍お金をばらまきます。ドル需要が落ち着いたら今度来るのは強烈な円高と予想です。円安メリット株は買わないように気を付けています。

■まとめ

・来週に関しては日銀とGPIFを信じて押したら買い。
・日銀とGPIFが買ってくれそうな銘柄を中心。わからなければTOPIX ETF
(※日経採用銘柄で木曜日上げしているものを参考に)
・優待目的株の保有数調整忘れずに。
・円安メリット株は買わないように。
 
■追記
Weekendダウは-500~ー600で推移
いまのボラだと誤差?-50ドルぐらいのイメージ。マイナス側に張り付きさえしなければ日本持ちそうです。
https://www.ig.com/uk/indices/markets-indices/weekend-wall-street
ただ、マザーズどうかな?先週下げすぎた反発くるかな?

うーん?

臨機応援に行きますが、下げたら買い方針は変えずです。



2020年3月14日土曜日

[雑記]歴史的な1週間、暴落リバ暴落暴落リバ、そろそろ現物仕込む時期?

■振り返り

いや、すごい一週間でしたね。

相場やっている人は記憶に残る一週間だったのではないでしょうか?
NY市場は月曜日と木曜日に開場早々サーキットブレーカーLevel1が発動。
特に木曜日はダウ-9.99%とリーマン時を超えるブラックマンデー以来の落ち率となりました。
一生に一回あるかどうかの一週間でした。


  • 大荒れだったNYダウ2020/3/9-3/13



私の方は基本デイトレに徹してリスク回避、アメリカがきな臭くなったところでダブルインバースを買い金曜日半分決済。
一部持ち越しています。ミンカブを現物で持ってるので、それのヘッジ分です。

なんだかんだとコツコツ稼ぎ、ミンカブの評価損は抱えているものの個別銘柄うんぬんではなく全体的な雰囲気で値動きするのを利用してデイトレ。
確定損益では3月+になる事ができました。
金曜日はダウも大幅反発して木曜日の下げ分の大半を取り戻しています。なお今年に入ってダウがしっかり+引けした金曜日は今週が初めてです。

日足だけ見ると流れが変わったように見えますが、実は上げたのはラスト30分。下げすぎからの売り方の買い戻しのようにも見えます。

  • NYダウ金曜日1分足


うーん?うーん??
悩みます。



先物の方になりますが、出来高も金曜日は激減、出来高がない反発はちょっと怪しい・・。乱高下で売る側も買う側も少なく値が飛びやすいということもあるでしょうが、これをもってして本格的なリバウンド局面だ!とはいいがたい気も。

イベント的にも盛りだくさん。
OPECプラスでロシアとサウジアラビアが減産合意できず、サウジは逆に増産を発表。原油価格急落してまず月曜日暴落

アメリカ、EUからの入国制限発表で木曜日暴落
金曜日には非常事態宣言と行きつくところまで行ってしまった気がします。

■状況仮定

ここから状況が悪化するとすると、いよいよ各国要人への感染です。政治家の皆様は高齢の方も多いので感染すると悪化リスクがかなりあります。
高齢者の場合致死率が高い傾向にあるのは各データでも示されていてEU各国首脳クラスへの感染、アメリカ有名人・政治家への感染が拡大していくと、後一段下に行く可能性もあります。

また、アメリカも大規模感染調査に移るようです。大量感染が分かると医療機関がパンクして死亡者数が一挙に増える可能性があります。武漢や大邱、イタリアなどがそのパターンです。銃社会であるアメリカの場合、最悪は社会的パニックが発生してもおかしくありません。実際アメリカでは銃弾の買占めが起きています。

日本はいよいよオリンピック中止or延期が叫ばれてきました。
中止はないと思いますが延期が現実的な選択肢になりそうな感じです。
日本については経済対策ニュースもちらほら。消費税減税があるなら結構反発するかもしれません。検討中などのニュースだけでも効きそうです。

また、個別銘柄の業績はほぼ関係なしに売り買いされている為、あまり個別分析が効いていません。信用残高が多い銘柄ほど単純に売られる傾向にあります。

ただし、出来高うんぬんはさておきダウは+2000ドル終了です。
金曜日15:00終了時点でダウ先21290ドル、NYクローズ時点で23185ドルと東証クローズからNYクローズまでの間に9%ほど上げているため、日経も18900円ぐらいまでは単純計算して上がることになります。

ただ、ダウ先は月曜日時点でとりあえず下げてスタートすると仮定して18300円~18500円ぐらいからスタートを予想です。

この記事を書いている土曜日時点ではまだよくわかりませんが、先週・先々週と日曜日にサンデーダウが駄々下がりしていたので来週も参考になるかもしれません。

IG証券 Weekend DJI
https://www.ig.com/uk/indices/markets-indices/weekend-wall-street


問題は寄り付いた後です。ここ最近高寄りすると開始30分ぐらいで天井となり、そのあとはダラダラと下げる展開が続きます。

短期トレードとして買うとしても値動きを見ながらでも遅くなさそうです。

ただ、一斉パニック売りされたため、目の前にはコロナでもあまり業績落とさなさそうな株がゴロゴロ。電子書籍関係、ソシャゲとかプラスに動きそうな銘柄も大幅安となっています。
もう現物買って寝ててもいいころな気がしてきてます・・。うーん?

どちらにしても1日のボラティリティは高いのでデイトレ向き相場でもあります。デイトレしながら現物を少し買うのがいい感じです。


■目先のイベント

なお、注目していた3月第一週のアメリカ失業保険申請件数ですが、
21.1万件とほぼ誤算の範囲内で収まっています。前週より減ってます。相変わらず経済は絶好調の様子です。
引き続き木曜日に発表される「アメリカ・新規失業保険申請件数 03/08 - 03/14」も注目です。アメリカでもイベントの中止等が発生し始めていて急速に悪化している可能性があります。

また日本株はオリンピックの話題に移ってくるかもしれません。そろそろ世間の反応を探る行燈記事も出始めていますね。

2月の経済指標などには、現在株は全く反応しないため無視して問題ないかと思います。


■まとめ

・悪材料は出尽くした感もある。
 →有名人や政治家への感染ニュースでパニック売りが来る可能性も
 →暴動等の発生にも注意
・ほぼ全面安なのでそれほど業績が悪化しなさそうな銘柄も全面安、回復を見込んで現物仕込む時期なのかも。
・相変わらず1日の値動きは大きい。寄り天、寄り底注意
・日本独自の減税ニュースで跳ねる可能性あり。
・現物を少しずつ仕込む。ボラが大きいのでデイトレも重ねる。

追記(3/15)

正直NY時間にならないとわかりませんが、WeekendダウはNY引け値から-900~ー1200ドルで推移しています。(ダウ先がNY引け後に350ドルほど下げているので、表示数字から350ドルほど引いてください)

NYダウ引け値:23185
ダウ先引け値:22839

さすがに明日の朝まで、このままという事はないと思っていますが(NY時間で下げ幅を縮める想定です)仮にこのまま月曜日朝を迎えるといきなりダウ先が下限ー5%制限に引っかかった状態で東京市場オープンという悪夢を迎えることになります。
そうすると東京まさかのマイナスからのスタートも十分ありえますし、ダウ先が下限に引っかかって売れないとヘッジとして日本の指数売りが出ます。

特に各国が空売り禁止を導入し始めていて売れる市場が限られてきています。アジア時間で十分な空売りを吸収できそうなのは現在、東京市場のみです。そのため売りが集中する可能性も頭に入れてトレードです。その場合は行き過ぎとなるでしょうから急落したタイミングで買う方向です。

■ダウ先が値幅制限で止まっているので日経が売られすぎたり買われすぎたりする


2020年3月7日土曜日

[雑記]リバウンドはあったが。方向転換。3/9週の戦略 SQ注意!ボラどり

自分の考えをまとめる為に書いています。これ見てトレードしてのトレード結果に責任は持ちません。

■今週の反省会

[雑記]3/2週の戦略。コロナ騒ぎはサブプライムとは異なる。ねらえ!リバウンド(主にアメ株)
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/32.html

ダウを中心に
月曜日 1,293.96
火曜日 -785.91
水曜日 1,173.45
木曜日 -969.58



毎日値幅1000ドルオーバー!
あほか!

基本的に次のストーリーをメインに据えていました。
3/2は下値もみ合いで乱高下
3/3からボラが落ち着き上昇転換

リバウンド局面だと、2日目以降のボラが急速に減ります。
例:2019/1リバウンド局面

変動が激しい間は、売り買い難しく投資家が戻ってきません。
そのため買いが入るためにはボラが落ち着く必要があります。

ただ、今回は下げ幅も大きかったので1日目はある程度戻すだろうなと思い3/2のダウが戻したことから買いを入れました。

3/3日経は寄り天、ダウも大幅反落・・。

この時点で方針転換をして日中もボラが高い銘柄を中心に短期デイトレに徹して小銭を抜く事にしました。



先週のまとめ内容から想定とずれた点を反省したいと思います。
・サブプライムより新型コロナのほうが回復が早い
・久しぶりの世界協調金融緩和が見られそう
・日経は目先下げても後1000円
・3/2は荒れる想定
・リバウンドをねらって、コツコツ買う
・インバウンドと円高の方は影響が長いのでアメリカ強い日本弱いの形を想定
・アメリカ株ETFも買う。
まず、緩和期待ですがアメリカの経済指標は悪くなく今月半ばのFOMCまで様子をみると考えていました。日銀も同様です。

そうしたら
3/2(月) 日銀ETF買い入れ増額
3/3(火) FRB緊急利下げ-0.5%

と株価の急落に対して緊急対応という想定外の速さで対応してきます。期待感からボラティリティを落ち着かせる口先介入を行ってくるかと思いきやいきなりの実弾投入

これにより市場は落ち着くどころか、本格的に景気後退がやってくるのか?と疑心暗鬼と景気対策期待から乱高下を繰り返す形となってしまいました。

結果論となりますが、各国がやるべきだったのは市場を落ち着かせることでボラをいったん抑えて市場を様子見モードにさせることだったのかもしれません。

結果リバウンドはあったのですが長続きせずNYは毎日値幅1000ドルのアップダウンとなっています。
日本は完全についていけずに寄り天、寄り底を繰り返したのち金曜日に崩れて終了しました。

トレードの方は火曜日の寄り天で失った金額を何とか取り戻して終わった感じです。(ただ金曜日の夜にPTSで遊んだら2万円ほど往復ビンタ食らいました。)

ただ終わってみればやはり、ダウは週足陽線引け、日経は陰線引けとアメリカ強い・日本弱いの形は予測通りでした。

さて来週です。

■状況仮定

アジアでの感染拡大に対する反応はここがほぼピークの想定です。
日中韓がそれぞれ鎖国状態となりました。実際、日韓の感染者数の増加にはほとんど株価は反応していません。
あとはアメリカが日韓に対して入国制限があるかないかぐらいです。

オリンピックについては判断が5月ですので現時点ではあまり材料にならないと想定します。

アジア→EU→アメリカと感染が広がっています。
今週は主にEUでの感染が広がりヨーロッパ株安をきっかけにダウも下げた感じがありますが、アメリカでの感染拡大は織り込んでいるか悩ましい状況です。

中国の方は感染封じ込めを実施しつつ経済活動を再開しているようです。二酸化炭素排出量が回復(?)しているとニュースソースがいくつか出ています。

また、乱高下あったものの株価的には日本弱い・アメリカ強いでした。
ただ、
日経PBR1倍 20700円
日銀ETF平均購買額19700円
には注目です。3月中の一時的な下回りはともかく3月末時点で確実に19700円は上回るよう何かしてくるはずと思われます。

■目先のイベント

市場がどこに着目しているか、だれにもわからない状況です。
アメリカでの感染者数増加と、アメリカが日韓に関して入国制限をかけるかが目先のイベントになりそうです。

なお、各国の2月の経済指標が出始めていますが、日本2月値が出るのは3月末-4月にかけてです。

今回に関しては、
2020年03月12日(木) 21:30 アメリカ・新規失業保険申請件数 03/01 - 03/07
に着目しています。アメリカ株価乱高下の後、アメリカでも新型コロナ関連が着目され始めた週の失業保険申請件数です。

大幅増加などあった場合、アメリカ経済への影響が出始めている可能性がありまた株が乱高下しそうです。

そして日本は何といってもメジャーSQです。
株価が動きまくった後なのでオプションの出来高もかなり広い範囲にばらけていますがプットオプションの多くがインザマネー状態にあります。インザマネー状態だったオプションを売って20500以下のプットオプションを買う動きも活発です。

いつも大体オプションの谷が機関投資家がSQで収束させたい範囲に収まる傾向(ショート・ストラドル戦略とっている)がありますが、今回は全くわかりません。

一応21000前後250円が付近が建て玉の少ない範囲でしたが、金曜日の日経下げでかなり20000に近づいてしまいました。

20000のプットオプションに大きな建て玉の山があるためここにインさせたくないオプションショート勢との攻防が中心となりそうです。

よくtwitterなどで先物は買い戻す必要があるから売り買い0だ!という話を聞きますが違います。
3月のSQ日はオプションと先物の清算となるメジャーSQです。
金曜日の朝の寄り付き価格で清算されてその時点でポジション解消です。買い戻しの必要はありません。

外資系は先々週からとにかく日本先物は売りまくり。かなり利益が出ているでしょうから、その利益を背景にさらに売り込んでくることも考えられます。
そうなるとプット20000円ショートポジ投資家の損失限定売りを呼んで急落というストーリーもあり得ます。

逆にプットショートで損を出しているメンバーたちが最後の力を振り絞って日経と組んで先物買いも・・あるかなぁ?

ということで正直なところわかりません(笑)ただ、売り方強いのは間違いないです。

普段売り仕掛けて急落した場合、SQ後は堅調になるのですが、今回コロナ騒ぎ真っ最中でリバウンドがあるか?と言われると・・・・となってしまいます。

また3/2の週は
ダウ上げ→日経寄り天
ダウ下げ→日経寄り底
を火曜日~木曜日まで続けました。また午後からは弱い日が大半です。全体的な傾向があるのでデイトレ的にはやりやすい状況が続いてます。ただし木曜日は14:00から先物に買いが入って急速に戻しました。14:00からの値動きにも注意

日中値幅が大きいこともあり持ち越すリスクは負わず日中値幅をねらった短期トレードで利益をかすめ取る戦略で行きたいと思います。

また、上記状態の為全体的に投資家が慎重になりつつあります。木曜日などの値動きを見ると翌日の朝9時15分ぐらいまでの値動きを見て入って色々間に合いそうです。

あと原油ですが、減産拡大でロシアとの合意に失敗して急落しています。
この価格帯だとアメリカ原油生産が採算割れするので自動的に供給量が落ち込みます。ここから30ドルまでの間ひたすらナンピン買いする戦略もありそうです。過去例を見ると40ドルを割り込む期間は長くても3か月程度です。(リーマン時でも)
あの頃より中国での原油消費量は爆増しています。


■まとめ

・協調緩和はあったが対応が急すぎてリセッション懸念を招いている
・3/12 21:30のアメリカ失業保険数は確認する。
・ボラが大きい。特にダウ、市場の注目はアメリカでの感染拡大に移っている(?)
・日経PBR1倍割れ、日銀ETF購買価格19700円割れは3月末には許容できない(?)
・メジャーSQが3/13。火曜日~水曜日、機関投資家の売り仕掛けに注意
・原油に注目。40ドル割れからはナンピンしていく覚悟で買うのもあり。
・デイトレでもボラがあるので利益出る。持ち越すリスクは大きい。
・日経午後からは弱い。寄り底で値上がりしても昼過ぎると止まる。そのあたりをデイトレ狙い。全体的な状況で値動きが続いているのでデイトレはやりやすい。

3/8追記