2020年3月7日土曜日

[雑記]リバウンドはあったが。方向転換。3/9週の戦略 SQ注意!ボラどり

自分の考えをまとめる為に書いています。これ見てトレードしてのトレード結果に責任は持ちません。

■今週の反省会

[雑記]3/2週の戦略。コロナ騒ぎはサブプライムとは異なる。ねらえ!リバウンド(主にアメ株)
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/32.html

ダウを中心に
月曜日 1,293.96
火曜日 -785.91
水曜日 1,173.45
木曜日 -969.58



毎日値幅1000ドルオーバー!
あほか!

基本的に次のストーリーをメインに据えていました。
3/2は下値もみ合いで乱高下
3/3からボラが落ち着き上昇転換

リバウンド局面だと、2日目以降のボラが急速に減ります。
例:2019/1リバウンド局面

変動が激しい間は、売り買い難しく投資家が戻ってきません。
そのため買いが入るためにはボラが落ち着く必要があります。

ただ、今回は下げ幅も大きかったので1日目はある程度戻すだろうなと思い3/2のダウが戻したことから買いを入れました。

3/3日経は寄り天、ダウも大幅反落・・。

この時点で方針転換をして日中もボラが高い銘柄を中心に短期デイトレに徹して小銭を抜く事にしました。



先週のまとめ内容から想定とずれた点を反省したいと思います。
・サブプライムより新型コロナのほうが回復が早い
・久しぶりの世界協調金融緩和が見られそう
・日経は目先下げても後1000円
・3/2は荒れる想定
・リバウンドをねらって、コツコツ買う
・インバウンドと円高の方は影響が長いのでアメリカ強い日本弱いの形を想定
・アメリカ株ETFも買う。
まず、緩和期待ですがアメリカの経済指標は悪くなく今月半ばのFOMCまで様子をみると考えていました。日銀も同様です。

そうしたら
3/2(月) 日銀ETF買い入れ増額
3/3(火) FRB緊急利下げ-0.5%

と株価の急落に対して緊急対応という想定外の速さで対応してきます。期待感からボラティリティを落ち着かせる口先介入を行ってくるかと思いきやいきなりの実弾投入

これにより市場は落ち着くどころか、本格的に景気後退がやってくるのか?と疑心暗鬼と景気対策期待から乱高下を繰り返す形となってしまいました。

結果論となりますが、各国がやるべきだったのは市場を落ち着かせることでボラをいったん抑えて市場を様子見モードにさせることだったのかもしれません。

結果リバウンドはあったのですが長続きせずNYは毎日値幅1000ドルのアップダウンとなっています。
日本は完全についていけずに寄り天、寄り底を繰り返したのち金曜日に崩れて終了しました。

トレードの方は火曜日の寄り天で失った金額を何とか取り戻して終わった感じです。(ただ金曜日の夜にPTSで遊んだら2万円ほど往復ビンタ食らいました。)

ただ終わってみればやはり、ダウは週足陽線引け、日経は陰線引けとアメリカ強い・日本弱いの形は予測通りでした。

さて来週です。

■状況仮定

アジアでの感染拡大に対する反応はここがほぼピークの想定です。
日中韓がそれぞれ鎖国状態となりました。実際、日韓の感染者数の増加にはほとんど株価は反応していません。
あとはアメリカが日韓に対して入国制限があるかないかぐらいです。

オリンピックについては判断が5月ですので現時点ではあまり材料にならないと想定します。

アジア→EU→アメリカと感染が広がっています。
今週は主にEUでの感染が広がりヨーロッパ株安をきっかけにダウも下げた感じがありますが、アメリカでの感染拡大は織り込んでいるか悩ましい状況です。

中国の方は感染封じ込めを実施しつつ経済活動を再開しているようです。二酸化炭素排出量が回復(?)しているとニュースソースがいくつか出ています。

また、乱高下あったものの株価的には日本弱い・アメリカ強いでした。
ただ、
日経PBR1倍 20700円
日銀ETF平均購買額19700円
には注目です。3月中の一時的な下回りはともかく3月末時点で確実に19700円は上回るよう何かしてくるはずと思われます。

■目先のイベント

市場がどこに着目しているか、だれにもわからない状況です。
アメリカでの感染者数増加と、アメリカが日韓に関して入国制限をかけるかが目先のイベントになりそうです。

なお、各国の2月の経済指標が出始めていますが、日本2月値が出るのは3月末-4月にかけてです。

今回に関しては、
2020年03月12日(木) 21:30 アメリカ・新規失業保険申請件数 03/01 - 03/07
に着目しています。アメリカ株価乱高下の後、アメリカでも新型コロナ関連が着目され始めた週の失業保険申請件数です。

大幅増加などあった場合、アメリカ経済への影響が出始めている可能性がありまた株が乱高下しそうです。

そして日本は何といってもメジャーSQです。
株価が動きまくった後なのでオプションの出来高もかなり広い範囲にばらけていますがプットオプションの多くがインザマネー状態にあります。インザマネー状態だったオプションを売って20500以下のプットオプションを買う動きも活発です。

いつも大体オプションの谷が機関投資家がSQで収束させたい範囲に収まる傾向(ショート・ストラドル戦略とっている)がありますが、今回は全くわかりません。

一応21000前後250円が付近が建て玉の少ない範囲でしたが、金曜日の日経下げでかなり20000に近づいてしまいました。

20000のプットオプションに大きな建て玉の山があるためここにインさせたくないオプションショート勢との攻防が中心となりそうです。

よくtwitterなどで先物は買い戻す必要があるから売り買い0だ!という話を聞きますが違います。
3月のSQ日はオプションと先物の清算となるメジャーSQです。
金曜日の朝の寄り付き価格で清算されてその時点でポジション解消です。買い戻しの必要はありません。

外資系は先々週からとにかく日本先物は売りまくり。かなり利益が出ているでしょうから、その利益を背景にさらに売り込んでくることも考えられます。
そうなるとプット20000円ショートポジ投資家の損失限定売りを呼んで急落というストーリーもあり得ます。

逆にプットショートで損を出しているメンバーたちが最後の力を振り絞って日経と組んで先物買いも・・あるかなぁ?

ということで正直なところわかりません(笑)ただ、売り方強いのは間違いないです。

普段売り仕掛けて急落した場合、SQ後は堅調になるのですが、今回コロナ騒ぎ真っ最中でリバウンドがあるか?と言われると・・・・となってしまいます。

また3/2の週は
ダウ上げ→日経寄り天
ダウ下げ→日経寄り底
を火曜日~木曜日まで続けました。また午後からは弱い日が大半です。全体的な傾向があるのでデイトレ的にはやりやすい状況が続いてます。ただし木曜日は14:00から先物に買いが入って急速に戻しました。14:00からの値動きにも注意

日中値幅が大きいこともあり持ち越すリスクは負わず日中値幅をねらった短期トレードで利益をかすめ取る戦略で行きたいと思います。

また、上記状態の為全体的に投資家が慎重になりつつあります。木曜日などの値動きを見ると翌日の朝9時15分ぐらいまでの値動きを見て入って色々間に合いそうです。

あと原油ですが、減産拡大でロシアとの合意に失敗して急落しています。
この価格帯だとアメリカ原油生産が採算割れするので自動的に供給量が落ち込みます。ここから30ドルまでの間ひたすらナンピン買いする戦略もありそうです。過去例を見ると40ドルを割り込む期間は長くても3か月程度です。(リーマン時でも)
あの頃より中国での原油消費量は爆増しています。


■まとめ

・協調緩和はあったが対応が急すぎてリセッション懸念を招いている
・3/12 21:30のアメリカ失業保険数は確認する。
・ボラが大きい。特にダウ、市場の注目はアメリカでの感染拡大に移っている(?)
・日経PBR1倍割れ、日銀ETF購買価格19700円割れは3月末には許容できない(?)
・メジャーSQが3/13。火曜日~水曜日、機関投資家の売り仕掛けに注意
・原油に注目。40ドル割れからはナンピンしていく覚悟で買うのもあり。
・デイトレでもボラがあるので利益出る。持ち越すリスクは大きい。
・日経午後からは弱い。寄り底で値上がりしても昼過ぎると止まる。そのあたりをデイトレ狙い。全体的な状況で値動きが続いているのでデイトレはやりやすい。

3/8追記