2020年2月29日土曜日

[雑記]3/2週の戦略。コロナ騒ぎはサブプライムとは異なる。ねらえ!リバウンド(主にアメ株)

自分の考えをまとめる為に書いています。
これ見てトレードしてのトレード結果に責任は持ちません。

さて、先週の相場は大騒ぎ。
サブプライムローン問題による2008年以来の下げ幅となったようです。

私も1日見誤り大勝負してかなりの損害を被りました。

[雑記]今週の振り返り 2/24週は、最後の最後で大爆死
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/224_28.html

反省やら後悔やらは前の記事で書いたので、今回は来週の戦略です。

■現状確認

状況の仮定から入ります。

今回の下げ、巷では新型コロナウィルスが原因と言われていますが、プラスしてFRBや日銀に対する金融引き締めに対する市場の回答なのではないか?と思っています。

https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/2.html
・FRBの状況によっては3,4,5月の付近でアメリカ株、急落が発生するかも?
2週前の記事で、3月~5月にかけてアメリカ株の急落を予想していましたが、タイミングはずれましたが急落が予想通りやってきたイメージです。

FRBがレポ取引を通じた資金供給を縮小しはじめていました。
https://moneyworld.jp/news/05_00021765_news

そこに2/21の衆院財務金融委員会での「買い入れの出口も検討していくことになる」との黒田さんの発言です。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL21HE5_R20C20A2000000/

チャートで見てみましょう。

赤矢印が発言した日です。そこから急落が始まりました。
2日前のAppleによる利益警告の下げを1日で取り戻すぐらい今までさんざん新型コロナに対して反応が薄かった市場が、いきなりです。

もちろん、この間、中国だけでなく、日本・韓国・イタリアでも流行し始めていよいよ世界的な流行が起きているという点は見逃せません。
GDP第2位である中国の物流は完全に止まっていて影響出ないわけはありません。ここに関しては株が今まで不感症すぎたのだと思います。

上記2点の合わせ技が結果リーマンショックに次ぐ急落を招いた形となりました。

下げ幅は意外だったのですが、下げそのものには備えていた人も多数いたのではないでしょうか?実際ダブルインバースの信用買い残高も高水準で推移していました。

私も木曜日から金曜日にかけては底を取ろうとギャンブルトレードになってしまい、痛い目見ましたが、それ以外は毎日コツコツプラスを積み重ねてました。

上記を踏まえて3/2週の戦略です。

■基本的なテクニカル

ダウの乖離率が-2σを超えています。リーマン時ですらリバウンドが発生したレベルです。

っていうよりリバウンド始まってます。

金曜日も一時は-1000ドル越えの下げでしたが、終わってみれば先物は1000ドルの下髭つけて終了となりました。
(本当はポジション減ってるのし、せっかくなので記録と記憶に残るサブプライム問題時にならぶ下げを見たかったのですが最終的にはそこまでいきませんでした。)

日本株も、騰落レシオが53%はもちろん、松井証券のマザーズ評価損益率もまれに見ない値です。

日本株のPBR1倍といわれる20700円も目の前、日銀ETFの買平均の19700もそこそこ近く、下側はあと1000円ぐらいしか余裕がありません。


■状況仮定

まず、リーマン以来となる下げ幅ですが、リーマンとは状況が異なります。

リーマン時は、金融システムの混乱でお金の動きがなくなり、結果モノが売れなくなりました。
経験した人も多いでしょうが、注文もない、仕事もないという苦痛の半年から1年だったのではないでしょうか?
つまり在庫はあるけど売れない状態です。

今回の新型コロナ騒ぎは逆です。
中国→日本→韓国と次々、物流網が停止して物が作れない状態になっています。

つまり売りたいけど在庫がない状態です。

短期的にみると経済停滞という意味では同じですが、回復速度には大きく異なります。

在庫がなくならないと物を作れなかったリーマン時と比較すると、状況が改善すれば今すぐものを作り出す今回では回復速度がより速いということになります。

その意味では株も、素早い回復を見込むと想定します。

そのうえ、新型コロナによる経済停滞という名目で各国中央銀行が緩和策をうつ理由ができました。FRBもこの状況で金融引き締めに入るようなことはしないと認識され始めています。

現状確認で上げた2点に対して、下記の答えを市場がそうそうに盛り込んできそうです。
・新型コロナ→回復早い
・中銀引き締め→緩和に方向転換

しかし、肝心の中国は状況が落ち着けば工場再開ですが、日本はインバウンドが完全に止まっています。すでに定着ウィルスとなってしまった可能性が高そうですので、新型コロナの治癒手段が確立するまでは、こちらの影響は長引きそうです。

アメリカは利下げ余地があるため利下げを見越して円高が進み始めました。円高も日本株にとってはマイナスになりそうです。

あんまり急速に円高進み日本経済が本格的なリセッション入りとなる数字が連発すると黒田さんが日銀最終兵器の「マイナス金利貸し出し」というバズーカーどころか波動砲ぶっ放してくる可能性・・・あるかもしれませんが、それを見込むのは4月以降になると思います。

■目先のイベント

ダウは、場中はリバウンドを繰り返しながらもマイナスでした。ただし、先物は引け後にも戻しほぼ±0地点で終了しています。

これは場中はリスクパリティファンドによる売りが強かったためと想定しています。
VIXにより自動的に債権と株のバランスを調整するファンドで毎日調整してくるタイプと月に一回調整するタイプがあるようです。

2月は大荒れでした。今までぬるま湯相場だったので株に傾けていたファンドも多いはずで、2月末と3月頭に月調整タイプでは来週頭までは売り需要がまだ残っています。

また2/28の下げでとどめを刺された個人の強制決済もありそうです。

そのため、3月2日は戻り基調だがリスクパリティの売りにも押されて不安定な相場になる想定です。


3/3 0:00発表のアメリカ・ISM製造業景気指数 02月など景気観を図る指標が次々発表されます。

これらのイベントによって大きく値段が動くことになります。

どちらに動くかというと、悪くても良くてもリバウンドと想定します。どちらかというと悪い方が緩和期待でリバウンド幅が大きい想定です。

良かった場合→一時的に上げるが戻り売りに押される
悪かった場合→一時的に下げるがリバウンド

ですので、私としては3/2にリバウンドを想定して、相場の雰囲気を見ながら程度仕込みリバウンドを待つという戦略です。
ただしボラティリティは大きいので急激な上下はあります。予想を外して1000円は一度下に振ってきてもおかしくないため、ボラティリティに巻き込まれて死なないように大きめのリバウンドを少ない玉でとるという作戦で挑みたいと思います。

新型コロナ騒ぎで経済停滞を防ぐため主要中銀が一斉に緩和を行い、緩和バブルが発生して、今度はショーター焼き尽くす上げが来る可能性があると予想しています。うまいこと乗りたいですね。

ただし、日本株にとってはやっぱりインバウンドの壊滅と円高はマイナス要因
戻り局面では日本弱いアメリカ強いの典型的な形になりそうな雰囲気です。

今回は為替ヘッジありのアメリカETF買いも狙います。
個別は下げすぎているゲーセク、IT系狙いで。
現物オンリーの人は、安くなったアメリカ株に手を出すいい機会かもしれません。

(CFDや先物は確定申告が面倒で手を出してません。、短期口座の運用資産が1000万超えてきたら法人口座でトレードして全部まとめて税務計算しようかな。オプションはヘッジの意味でもやりたいのですが、なんで株と損益通算できないんだ・・ヘッジなのに。)

あと、再来週メジャーSQです。これだけ動きまくっているので、どうなっているのか全く予想が付きません。いつもなら急落警戒なのですが、今回はプット売りで捕まっている機関も多そうですので案外急騰するかもしれません。週末から来週にかけては日本株だけわけのわからない動きに注意です。SQの話題はまた来週末の戦略でまとめます。

■まとめ

・サブプライムより新型コロナのほうが回復が早い
・久しぶりの世界協調金融緩和が見られそう
・日経は目先下げても後1000円
・3/2は荒れる想定
・リバウンドをねらって、コツコツ買う
・インバウンドと円高の方は影響が長いのでアメリカ強い日本弱いの形を想定
・アメリカ株ETFも買う。

なお、これは短期口座の戦略について書いています。

長期口座のインデックスは淡々と毎月買いってます。下げたこのタイミングは資産を増やすいいタイミングですね。リバランスもかけました。今後10年間下げ続けるという想定でないのであれば淡々と買えばいいと思います。





2020年2月28日金曜日

[雑記]今週の振り返り 2/24週は、最後の最後で大爆死

ダウが大クラッシュです


[雑記]今週の振り返りと、2/24週の戦略 指数はひたすら戻り売り
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/224.html

では、戻り売りを基本とするとありましたが、木曜日まで一回も戻らず800ドルオーバーの下げが3日間と半端ない数値に・・。


週足での乖離率が-2σを超えています。リーマン時でもリバウンドが発生しているレベルです。
ということで、リバウンド狙いだとは思うのですが、入りが早かったようです。

木曜日の相場状況が完全にセリクラ感があり、朝から下げ続けて昼間にドンとさらに下げてきました。
さすがにリバなしでは下げすぎ。自分で決めた信用ポジは持ち越ししないルールを破り、テーマ銘柄で、その日大きく下げていたChatworkと前から欲しかったマクアケを中心に買ったのですが・・・。

「NYダウ1190ドル急落、下げ幅過去最大 新型コロナで」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56157730Y0A220C2MM8000/


翌日のダウ-1190ドル
値幅としては過去最高。
週の下げ幅としてもリーマンショック以来最大

・・・ちーん、死亡

金曜日マクアケは朝一で処理。多分リバウンドあっても、また下がるでしょうということで。

そして、問題のCHATWORKです。
昨日980円以下を買い集め、朝も堅調だったため、さらに買い集めました。
すると一時1020円までプラス!
よし!と思ったら、午後から相場が総崩れ。午後1は追証がらみの強制決済があると思って身構えていましたが、その後全体的に崩れて2日連続のセリクラ感が・・・。

で、910円付近で手放して終了しました。最後の大き目の陰線は私の投げ売りが引き起こしました。すみません。
アカツキより損害大きくなってしまったよ・・・。

2月の価値分の大半吐き出しました・・・。号泣><

ということで、損切りして余裕ができた資金は、日本郵政を買って終了しました。
簡保問題でのショック時の下値に達しているし、今日の下げでも-2%台。

リバウンドが始まればほぼ確実に回復できる値段位置ということで、リバウンドしたら一緒にあがるだろうし下げてもたかがしれているということで。

さて、来週の戦略ですが難しくなりました。
正直休むのも手です。

確実に来週リバウンドすると思いますが、それがこの記事を書いている今日の時点(2/28金曜日)なのか、月曜日火曜日なのか予測がつきません。

3月からは2月の経済指標発表があります。間違いなく死んでいますが、短期的には、すでに十分調整されていますし、悪い指標が出た方が利下げなどの経済対策期待で上がる可能性があります。

各国中央銀行も、現時点では肺炎問題は全体的な利下げで対応するような問題ではないとのスタンスです。

「韓国中銀、金利据え置き 新型ウイルス対応の利下げ見送り」
https://jp.reuters.com/article/korea-rate-idJPKCN20L06C
ちょっと記事が見つけられませんがFRBの理事も同じ感じのコメントしていたのを見ました。

これが経済指標に悪影響が出始めるなら動きやすいと判断される可能性です。

ただし、この値段位置であれば、二度と戻れない価格帯ではないのは間違いありません。
特に個別株の一部は、あり得ないほど売られており、何をどう考えても割安な銘柄がゴロゴロしています。

短期的にも長期的にも、ここはチャンスと思って現物は少しずつ買い集めるターンに入ったと思います。

特にゲーセクやIT系がこの2日間ひどい売られようです。
ボラが大きいので、信用買いでは入ると痛い目見るかもしれませんが、現物なら確実に何かのタイミングで元に戻る価格帯だと思います。

■3年前の株価に戻ったKLAB

■毎年増収増益なのに、ついに3年前の株価に並ぶ、イーガーディアン

今週は大底をとるのはほぼ不可能ということを改めて思いました。

・・・ただある程度頑張らないと利益増えないですよねぇ。さてどうしたものか・・。
→負けフラグ

先週までは勝ちまくっていたのに自信満点なとりまとめですが、久しぶりに超絶負けたので、自信がなくなっています。
また、休みになって考えよ!

2020年2月22日土曜日

[雑記]今週の振り返りと、2/24週の戦略 指数はひたすら戻り売り

自分の考えをまとめるために記事にしています。
トレードはあくまで自己責任です。

今週もお疲れさまでした。

個人的には週の半ばから体調を崩して、色々トレード機会を逃した気もしますが、結果的はちょこまか動かなくて正解だったかもしれません。

週の前半は、決算持ち越した日本一、アエリア、ITBookの損切を行っていました。
ITBookだけはなぜか強くてうまいこと利食いで逃げることができました。
アエリアは枚数少なかったのでさておき、日本一が痛かった・・・。


で、新型肺炎でテレワーク関連ということで、財務が安定しているソリトンとChatworkを中心にトレードをしています。

で、スルーしたブイキューブが結果的には2連S高と、こーいうときは一番ダメな株にお金が行くようですw

とはいっても最終的にはChatworkを中心に組み立てたのですが、どの銘柄もちゃんと利益を取れました。相場が不安定ですので、あまり大きなポジを持たない中で日本一の負け分を大半取り戻せたのは良しとしたいと思います。

前回の記事でも書いた今週はこの戦略でいってます。
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/blog-post.html
さて、私の戦略としては、現在下記を徹底しています。
・下げすぎ銘柄のリバウンド狙い。
・短期でポジションクローズ
・買い持ち越す場合は現物のみ
何しろ相場が不安定ですので急騰急落どちらもあります。あまり大きなポジションはとらずに対応していきたいと思います。

プラスして週後半は指数系を空売りしていました。

これは@nicosokufxさんも書いている通り、ここ最近週末ダウが弱く、そろそろ日経先取りしはじめるのではないかと考え週の後半は上がったところを売っていました。

こちらの売りポジは金曜日引けで決済。月曜日祝日じゃなかったら持ち越してたと思います。

さて、来週ですが、今週と同じ流れで行きたいと思います。新型肺炎に関してはイベントの自粛など経済活動に明らかな悪影響があります。その影響を見通す一週間になるのではないかと思います。

個人的にはこのネタで下げるのは来週~再来週「感染拡大期」認定がピークとみています。
「感染拡大期」認定後は肺炎関係のニュースに反応が鈍くなってきて次のテーマに話題が移っていくのではないかと。緊急経済対策に話題が向かい始めて株が妙に堅調になっていくかもしれません。

まとめると
・新型肺炎の話題のピークは来週、週後半~再来週に「感染拡大期」認定を想定
・日本株は、目先、消費税増税によるGDP減に加え自粛ムードが重なり買えない。

と、先週と状況はあまり変わっていませんね。ですので戦略としてもあまり変わらず下記で挑みたいと思います。
・下げすぎ銘柄のリバウンド狙い
・短期でポジションクローズ
・買い持ち越しは現物のみ
・指数系は戻り売り

「指数系は戻り売り」を追加しました。全体的な下げには指数売りで対処しつつ、個別の突っ込みは買っていく形です。
防御姿勢継続ですね。
個別も小売り・製造系・インバウンド系は避け、ITサービス系など新型肺炎影響下でも業績を伸ばしそうな業務改善系銘柄に引き続き着目していきたいと思います。

テーマ株に飛び込むのも投機家としての醍醐味ですよね。

余談1
にこそくさんはすごいです。FXでも株でもトレードするなら間違いなくフォローするべき人ですよね。

余談2
投機家として、個人的には上げたら買い、下げたら売りというトレンドフォロースタイルはボラが大きい不安定な相場時期には往復びんた食らう可能性が高いように思えます。アベノミクスの上げ相場になれていると痛い目を見るかもしれません。短期のリバウンドを取れなくても、そのあといくらでもチャンスはあります。
投資家としては、淡々とアメ株インデックスドルコスト買い中。あと10年は放置。

2020年2月19日水曜日

[雑記]アメリカ休みの間に下値模索した日経。強制決済みたいな値動きも?

ううう・・・。体調悪い・・。
風邪ひきました。熱が4日以上続いたら検査行ってきます^^;;

皆様お気をつけて。

手洗いうがいを徹底していましたが、かかるときはかかるものです^^;;

なんとなく所感を書いておきます。

予想通りというか・・・。
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/2.html

前回の記事で書いた通り、やっぱりSQ経過後、日経だけ頭が重い動きになってきました。
1月末からのリバウンドで、信用トレードしていた人が多かったのか、火曜日は強制決済と思われる値動きも見受けられました。

■日経ダウ先物比較


■月曜日急落した3851日本一S。火曜日の朝と昼に大きな下げを見せる

で、火曜日のNYは思ったより下げが弱く、水曜日は日経リバウンドとなりました。

さて、今後の戦略ですが、今日のリバウンドはあくまで火曜日下げすぎた修正と考えています。中国株は現在実質売り禁止状態ですので代わりに韓国と日本を売ってくる流れは変わらず。NYは強くても日本は弱い状況が続く想定をしています。

騒ぎになっている新型肺炎ですが、(個人的な感想はさておき)実際に消費行動は控えられていて、各種イベントも取りやめになっています。

市内感染しているのは確実で、潜伏期間と実際の検査基準(熱が出てから4日間)から考えると来週ぐらいから多数の報告が上がってくる可能性が高い状況です。

そうするとよりニュースになり、株価には悪影響がでると思っています。
また実際に個別銘柄の値動き(ボラティリティ)も大きい状況です。ボラが大きい時は基本下げ目線。個人の信用が耐えれないですし、投資家はボラティリティが安定している状況で買いを入れてきます。

さて、私の戦略としては、現在下記を徹底しています。
・下げすぎ銘柄のリバウンド狙い。
・短期でポジションクローズ
・買い持ち越す場合は現物のみ

プラスして、明日より、今日のリバウンドでも弱かった銘柄を中心に売りを考えています。

■今日のトレード
本日は、リバウンド狙いの日ということで、朝1ゲーセクに行くか、隠れテレワーク銘柄のChatworkに行くか悩んでChatworkを買いました。

朝寄り付きから下値を模索していましたが、二分毎に時間分散して購入。とりあえず信用でかって、1000円超えてきたところで、底値付近で買えた玉を残して利食い終了。

まぁまぁ良いトレードができたのではないかなと思います。

明日木曜日、ダウ上げで朝高く寄り付くならインバウンドの需要が強い銘柄を空売り入れるつもりです。

しかし小型株火曜日かなり下げたので指標的にもおいしい銘柄多いですよね・・。買いたい・・・でも我慢中><

だらっと書いてみました。


2020年2月16日日曜日

[雑記]2月の決算ラッシュ終了。後半の戦略

自分の考えをまとめるために記事にしています。

2月の決算シーズンもこれにて終了

前半戦はコロナ騒ぎで全体的に下げていたこともあり、好業績発表の株は素直に上に反応する事が多かった形です。

後半戦に入るとコロナをほっておいて、SQがらみもあり、下値も上値も重くなる現象が発生して、業績が良くても売られる株が多かった印象です。

2月SQ値は24744。前の日は24825付近にいましたが、ダウが下に行ったことと日産の大幅安がありギリギリ24750は超えなかったようです。
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/sq27.html

ダウ・日経先物比較

SQが終わったとたん、ダウの上げにはほとんど反応せず、下値を模索する展開となっています。チャートからもダウが横ばいな状態にかかわらず、日経が下げ始めている様子が見て取ります。
コロナ関係で日本も流行期に入りそうな雰囲気のなか、妙に堅調だったのがおかしな感じだっただけで、SQがなければもともとこのような動きをしていたかと思われます。

さて、決算期は決算好調な株を中心に絞り込んでトレードしました。
最終日だけ雑になってしまいましたが、基本的にはねらった通りのトレードができたと思います。

狙ったのは
・業績が安定しているのに売り込まれている株
・自社株買いの実績がある株
・Q毎のばらつきがあるが季節性が高い株

です。
2/14はもともと持っていて売り込まれているが下値が限定的になってきた
3758 アエリア
3851 日本一S
前年度3Qから業績が改善し始め、売上が急増している
1447 ITBookHD

と持ち越してみましたが、どれも夜間PTSを見ると大惨事だったようです。
アエリア→黒字だが、ゲームの償却期間短縮、会社予想利益に対して大幅減
日本一S→3Q進捗96.5%だが上方修正でず
1447 ITBookHD→売上大幅増だがのれん代重く赤字継続

アエリアとITBookHDは、まぁわかりますが、日本一が売り込まれたのは、ちょっと意外です。金曜日の引けで跳ねたのでその分かな?
ITBookは調査不足で、現状の株価でも結構高めの価格のようでした。失敗。ここまで勝ちすぎて調査が雑になっていました。

さて、今後の戦略ですが、相変わらず防御姿勢です。ダウもさすがに上値が重い中、日経はコロナ騒ぎもありさらに重くなりそうです。

FRBの金融政策報告書でも「上昇した」資産価値がリスク要因として挙げられていて、アメリカ株式にとって、コロナ騒ぎよりもこちらの方に着目する可能性が十分あります。
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-report-idJPKBN2012BI

市場との対話を間違うと2018年のクリスマスまで続いた急落の二の舞も意識されるかもしれません。

ということで、2月もこの先慎重に進めていきたいと考えています。あまりウイルス騒ぎに直接関係なさそうな銘柄を中心に軽めにポジションを組む形で。

ゲーセクも秋のゲームショーに向けて、そろそろ新作の話題が出てきて急騰する銘柄も出てくると思われますので、黒字でも下値を掘っている銘柄を中心に慎重に買い集めたいと思います。(アカツキ、KLab、アエリア、日本一S、日本ファルコムetc)

あと、コロナの影響ですが経済には間違いなくマイナス影響を与えています。特にホテル、インバウンド系は壊滅的2-3月を含む次の決算は超絶マイナスなのは間違いありません。4月末からの決算発表はかなり慎重に行くことを
中国に工場を持っている企業も間違いなくQonQでマイナスです。次の決算期に向けて意識される局面もありそうです。
ただし、そのころに落ち着いていれば決算で悪材料出尽くしとなると想定します。ですので次の決算は決算で下がったところを買う戦略で挑みます。
まだ、3か月後ですが今のうちにメモ(w

ということでまとめ。
・ここから、日本株は重い形になりそう。
・FRBの状況によっては3,4,5月の付近でアメリカ株、急落が発生するかも?
・2-5月にかけて、ゲーセクは底値をたたく事が多いので少しずつ集める
・インバウンド、ホテル系は間違いなく2-3月を含む期が超絶悪決算
・中国シャットダウン中。中国に工場持っている企業も次の期悪決算

ここからは売りメインで行こうかな・・。

2020年2月12日水曜日

[個別株]3978 マクロミル 今日は2Q決算。2Qと3Qに集中する業種。今期は決算ギャンブラー

※結果を追記しました。

2月はすっかり決算ギャンブラーなだいすけです。

1月末から2月頭にかけてのウイルス騒ぎで決算に関係なく株価に調整がはいり、好決算には素直に反応することがいつもより多いです。
ただし、3Q決算の場合ある程度織り込み済みらしく、株価が高値圏の場合、好決算でも下がったり、上がったとしてもすぐ下がるパターンが多いようです。

10%の自社株買いを発表してしばらく上げ続けたモバファクなどが例外に当たるかもしれません。

私は決算勝負をする場合、過去の同期決算の値動き傾向や企業の四半期ごとの決算のばらつきなどを確認してから入るようにしています。

今季は現在下記銘柄で決算勝負3勝です。
(勝)3912 モバイルファクトリー
(勝)6050 イー・ガーディアン
(勝)3328 BEENOS

そのほかの決算に関する動きはこんな感じです。
ミンカブ
 決算後良くても悪くても下がる傾向があるので決算前にポジションを落としました。
プレサンス
 監査法人から土地の所有権に問題とか言われて決算延期になったら死ぬので念のためポジションを落としました。

さて、2/12も決算ギャンブルしたいと思います。
3Q決算の銘柄はちょっと微妙なので2Q決算で1Q業績が悪く売り込まれているものに着目です。

ということで

3978 マクロミル


に着目してポジションを立ててみました。最近15:00決算だった企業がお昼に決算発表したりするケースもあるので午前中のうちに立てます。とういことで珍しく先出的な記事になります。いつも通りなら15:00決算です。

なお、トレードは自己責任です。決算爆死した場合でも責任はとれませんのでご注意ください。

マクロミルはマーケティングリサーチ会社です。IPO価格を大きく割り込んでいます。
おかげでPER9.1倍、PBR1.33倍とネット系会社にしてはかなり割安になっています。ただしPERについては、今期減収予想でコンセンサス予想から見ると16倍ぐらいですのでまぁ妥当な水準ではあります。

今回マクロミルに注目した理由です。

1.2Q決算

2Q決算ということです。この時期3月締め企業の3Q決算が多いのですが、2Qと中間決算となります。1Qで業績が悪かった企業が2Qで回復すると上げ幅が大きいです。

2.マクロミルは2Q、3Qに利益が集中


マクロミルの四半期ごとの決算内容です。これを見るとマクロミルは2Qと3Qに利益が集中する業務内容であることがわかります。
1Q決算では経常利益が前年比マイナス-15%と振るわなかったですが、2Qに関してはここ3年右肩上がりに推移しており順調な業績をおさめています。ある程度の挽回が期待できると考えました。

3.下値が限定的

1Q決算時の前年比-15%の決算に対して1004円→908円まで株価が急落しましたが、その4日後に1000円台を挽回しています。株価指数的に割安水準となっている為下値が限定的です。
たとえ決算で下押ししても短期間で戻ると考えました。

4.信用残高がかなり整頓された

ケンミレチャートより

いつものTradingViewではなくてケンミレを参考にします。
※TradingViewでは信用残高だせないので。要望はだしていますが。通る気配はなさそうです。多分、株のテクニカルな人ってそんなにいないのかも。

2019/10につけた底値をピークに信用買い残高がかなり整頓されてきました。現在42万株ほどです。
1日の出来高が平時でも15万~30万程度ありますので、特に多い残高ではありません。決算などで出来高が多いと100万は超えてきますので十分信用の解消売りをこなせるボリュームです。
この辺から長期でも反発が見込めそうです。

5.自社株買いが期待

IPO後順調に現金等価物を増やしていて100億円を超えています。フリーCFも38億円と現金をため込んでいる状態です。




2020年6月期からは、株主還元策として自己株取得を検討とあります。2Qもしくは3Qで利益が上がった場合実際に実施する可能性が高いと考えています。

2020年6月期 第1四半期決算説明会 質疑応答より
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3978/ir_material_for_fiscal_ym/73832/00.pdf


ただ、金額については信用買い残を相殺するぐらいの5~10億円と時価総額の2%強までにとどまる想定です。過剰な期待はしないでおこうと思います。企業のスタイルからするとコンスタントに少額の自社株買いしてくる方向になるのかなぁ?と予測しています。
マクロミルの場合、まず自社株買いを行い株主還元するよという実績が必要だと思いますのでこのあたりで実施してくると妄想しています。これについては根拠が乏しいので、想定というより妄想レベルとしておきます(笑)

あと、マクロミルは四半期ごとの説明資料がめちゃくちゃ詳しいです。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3978/tdnet/1769347/00.pdf

読み込んでしましました。
すげー。四半期ごとのCFがちゃんと書いてある。感動。割とキャッシュフローは重視するので四半期ごとのCF記載はとてもうれしいです。
というか決算短信にCFの記載を義務化してほしくらいです。(現金等価物の増減ぐらいでしか判別つかない)


(蛇足)
ちなみに、決算ギャンブルは基本お勧めしません。
どちらかというと決算2週間前ぐらいから仕込み決算2日前ぐらいに手じまいして様子見する方が統計的にはおすすめです。
今回は直前に相場が荒れた為連続してチャレンジ中です。今回のマクロミルもまぁ爆死する可能性は十分あります。(戻りを期待して耐えれる量のポジションを組みます)

・業績は安定している上に季節性を理解されていない
・決算が期待されていなさそう
・決算期の間に収益が上がりそうな施策を行っている(新商品リリースなど)
・決算期の間に収益が下がりそうな施策を行っていない(TVCMなど)
・株価が底値圏
・決算前になぜか急落した

という銘柄がたまたま転がっていた場合はチャレンジしています。
株価が底値圏といういうのは上を満たしていた場合のみ!間違ってもMTGとか決算をまたいではいけません(笑)(2019年MTGを底値圏と思い信用建てして決算またぎした人は大半の人が退場したと思われます。)

ちなみにフォローしている方がアンケート調査されていた「個別株をやっている人で決算報告を読んでいる人」たまに読んでいる方も含めて54.3%ぐらいだそうです。
つまり半分弱の方は季節性や決算期内に出たリリースによる影響などを考慮せずにトレードしていることになります。
トレーダーにとっては下記の法則は絶対です。

知っている人<<<超えられない壁<<<知らない人

違法な手段を使わずにトレーダーの半分が知らない情報を調べられるなんて、個別株投機&投資 最高!と改めて思いました。



2/12 15:45 追記

決算発表。予想通り2Qのほうが利益は大きいのですが、1Qの減益を挽回するまでは行かず。QonQも前年度少しマイナスとなってしまっています。

2020年6月期 第2四半期決算説明資料(3,515KB)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3978/tdnet/1795233/00.pdf

成長しないのであれば今の株価は妥当より少し安いかな?ぐらいの値段です。大爆死することもなさそうですが、上に向かうかといわれると?が付く決算になりました。

良くて建値で逃げれれば成功。ある程度マイナスを覚悟して撤退ということになりそうです。

せめてQonQが+ならかなり希望が持てたのですが。日本市場でかなり苦戦しているようですね。その分を海外の伸びが一部相殺していますがカバーしきれてなさそうです。

あと、自社株買いはやってきませんでした。やるならこのタイミングかと思ったのですが、ここでやらないのであれば、今年はやらなさそうです。

2/13 追記

いろいろ安すぎるのはあったのですが、なぜかS高になってくれました。
昨日の時点では建値決済出来れば御の字とおもっていたので感謝。これに関しては偶然です・・・。
なお、S高になるとは思ってなくて、もっと手前で決済しています。目標額は十分達成しているので結果オーライでしょうか?
ネット系の割安株で下値限定的なところに普通の決算が出てきたのがよかった様子です。なおマクロミルは来期決算は割と期待できる(選挙があるのでリサーチ会社は仕事が増えます)ので〇×ショックなどで下がった場合はまた買いたいと思います。






2020年2月9日日曜日

[個別株]4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド 202003 3Q決算 通計53%の謎を解く。通期予想

前にも書きましたが、3Q決算が出たので、また書きたいと思います。

[個別株]4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2019/12/4436.html

今回決算直前に通期計画の修正が発表されました。

2020年3月期の連結業績予想に関するお知らせ
https://global-assets.irdirect.jp/pdf/tdnet/batch/140120200204457274.pdf

おお。連結決算になるのね。買収したからそりゃそうだよね。

予想経常利益4億

です。ほうほう。買収効果で企業規模上がっているね。いいことだね。と思って3Q決算です。

経常利益2.1億

・・・・・?_?
前の日に発表した計画の53%????なにそれ??3Qだよね??
えぇ私も数字だけ斜め読みしてそうなりました。最初、今回単体なんだと思ってましたが、決算資料には(連結)ついています。

むむむ。これは休みの日にちゃんと読まないとなと思い改めて読み始めました。
ですぐに謎は解けました。

決算短信ページ2より
「また、Prop Tech plus株式会社のみなし取得日は2020年3月期第3四半期末であるため、当第3四半期は貸借対照表のみを連結しており、損益計算書については連結しておりません。」

なんと!損益については連結じゃなかったのね!理解!!やっぱり単体だったんだ!

じゃぁ連結になる前の会社予想はというと3.7億円

修正前に対しても56%

・・・・・・対して変わらない。

ん??ん???残り3か月になって出した連結予想が4億で、現在との差が1.9億円
ミンカブは現在四半期ごとに1億ぐらいの経常利益を出す体制ですが、とても達成できそうにありません。
やっぱり何か隠し玉があるのでしょうか?それとも予想未達で素直に終わってしまうのでしょうか?かなり悩む決算となりました。

さて、残り1.9億、達成できるのでしょうか?
まず主力のミンカブと株探です。トラフィックを見てみます。


順調に上昇中なことがわかります。
が、いきなり広告収入が爆発するような内容でもありません。

うーん?ではミンカブが元々4半期ごとに収益が偏る傾向にあるのでしょうか?過去の決算や公開されている数字などから2018年度と比較してみます。
SBIの財務分析とミンカブの決算資料から今回の決算で出なかった前年度3Q値を推測したうえで、ミンカブの半期ごとの収益傾向を見てみました。
数値は四半期ごとの収益です。


どうもミンカブの収益は2Qと4Qに偏る傾向があるようです。そこでフェルミ推定的にミンカブの通期利益を予測してみます。

2019年と2020年の1-3Qはほぼ同じ傾向を示しているのである程度は推測が正しいと仮定します。そのうえで割合から通期合計を予想しました。単体で324百万円ぐらいの経常利益となります。

さて、次から連結対象となるPT+社の利益はどの程度でしょうか?
2019年度の経常利益は子会社化した際の資料に掲示されています。

REIT情報ベンダーProp Tech plus株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

2019年3月期で、約91百万です。トラフィックを見る限り横ばいですので同じぐらいの収益がある過程します。

のれん代は現在、業績修正資料より956百万円、3Q決算で10年で償却するとありますので毎年95.6百万円、取得が1/1なので今季は1/4だけ償却費がかかってきます。(平成29年より営業権償却は月割り計算だそうです)

で計算した結果がこちらです。

3.9億円でした。現状だとギリギリ届かないですね。4Q利益が少し上振れしてくれれば届きそうです。なおのれん代は現在仮で正式は4Q期間に決定となっています。

この概算で一番読めないのはPT+社の今季利益です。年毎に割とばらつきがあるようなので、この時点で予想出してきてPT+が前期比大幅減益でしたとかで下方修正だったら、株主総会で質問してやるからな!!!(笑)

まとめると
・概算では通期計画経常利益4億円にギリギリ届かないが増益幅が大きければ十分範囲内
・当初計画の3.7億円は過大だった。PT+の買収なければ達成できなかった。

ミンカブの通計は少し過大目に出す傾向があるかもしれません。そこは要注意点と思いました。

あと、同じように計算すると来年度1Q経常利益については、厳しめの数字が出る可能性があります。1Qは1年の中で最も利益が低い中で、のれん代償却がかかってきます。多分1Q減益です。PT+の環境移行による費用削減効果が出てくる2Q以降に期待です。

※間違っているところあればtwitterでご指摘ください。会計士なわけじゃないので、M&Aした会社の経常利益が丸1年分のるあたりとかがしっかり調べきれてないです。


2020年2月8日土曜日

[雑記]カギはSQ?2/7金曜日予想通り調整入ったけど日経先物底堅い。

※こちらも私の頭を整理するために書いてます。所感です。間違ってたらtwitterで指摘ください

さて金曜日は調整入るなぁと思っていたら調整は入りました。
しかしダウに対して日経の押しが弱いです。なぜでしょうか?

鍵のひとつはSQにありそうです。SQとはオプションと先物の清算日の事です。2月はミニSQでオプションの清算日となります。2/14の始値でオプション価格が決まります。
SMBC日興証券よりSQ/特別清算指数

(余談)
いつも思うのですが終値で決まるべきなんじゃないかなぁと思うのですがどうなんでしょうね?寄り付き特別気配とかで値段がついていないことも多々あるのですが。

ということで現時点でのオプションの建玉状況を見てみましょう。みんなが取りまとめていただけてます。本当は会社別にまとまっている方が良いのですが有料サイトが多くてなかなかありません。
全体を取りまとめて公開してくれているサイトで見てみたいと思います。

http://blog.livedoor.jp/buyv/archives/1076988855.htmlさんより
2020/2オプション建玉 2/7

さて、23750以下のプットオプションが増えています。
2月はオプションのみの清算ですので、先物の清算はまだ先になります。オプションは売っている方はなるべく売ったオプションに損が発生しないような範囲に入れたがる傾向があります。(大体は株価がある範囲内にあればオプションによって利益が出るような売り方をします)

この場合プットオプションとコールオプションが少ない23875付近、悪くても23625付近で終わってくれるのが理想的に見えます。

改めて昨日の値動きを見るとダウは取引時間中、下に降りてますが日経先はそれには追従せず23690付近を底に底堅い動きをしています。

これは上記プットショートの防衛買いの値動きに見えます。

さて、防衛が成功するかどうかで、値動きが大きく変わってきます。

月曜日から火曜日にかけてダウがさらに下押しした場合などは防衛できずにオプションでの損失を限定すべく先物に売りが発生して急落したりします。

防衛成功した場合でもSQ明けに構築した先物の買いポジションを解消するために急落が発生したりします。

このようにSQ週というのはオプションや先物の思惑によって日経平均が動きやすいといわれています。

ちなみに去年の2019/2 SQです。前の週までは堅調な戻り推移だったのですがダウに比べて頭が抑えられた形でした。そしてSQ週に800円を超す急落が発生した後SQ明けに何食わぬ顔で戻っています。コールショート防衛が成功しSQ明けに先物の売り玉を買い戻したと思われるパターンです。

ということで、SQ週である来週は予期せぬ値動きに注意しながらトレードしたいと思います。主戦場の小型株はあんまり関係ないんですけど、特に決算すぎた株などは全体の動きに引っ張られるので注意です。

※オプション用語
コール:株価が一定以上になると利益がでる権利
 コールロング:購入時の価格以上の損失は発生しない。権利価格を上回れば利益発生。
 コールショート:売却時の価格で利益確定、権利価格を上回れば損失発生

プット:株価が一定以下になると利益がでる権利
 プットロング:購入時の価格以上の損失は発生しない。権利価格を下回れば利益発生。
 プットショート:売却時の価格で利益確定、権利価格を下回れば損失発生

ショートする方は株価の範囲を予想してこの範囲に入れば利益がでるというポジションの組み方をします。確率論的に大体決まってきます。
たまに外れるけど繰り返せば利益がでるっていう考え方です。

ロングする方は先物や現物と組み合わせるのが一般的です。
例えば先物買に対してプットロングを組み合わせて予想以上に株価が下がった場合でも大損しないようにします。掛捨保険みたいなものです。

2020年2月7日金曜日

[個別株]3254 プレサンスコーポレーション(その3)今回は出た事に意味がある、来季は減益と思われる

出ました!

プレサンス3Q決算!!

前の記事にも追記してポジションは減らしてました。
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/01/3254.html

いやー。減らしたとはいえ、決算延期でS安食らったら今年の利益が吹き飛ぶぐらいの量はもっていたので、ドキドキしながら15時を待ちました。

で15時同時に発表!
決算内容は予測されていた通り、今期進捗99.5%
社長が逮捕されていなかったら確実に上方修正と増配を発表している内容です。

ただ、今回は見送り。しかし売り上げ確保率は100%を超えていて、後200億円の売り上げ見通しが残っています。

第3四半期 決算ハイライトより

超えるのは確実です。

まぁ某掲示板では、2Qと比べたら3Q大したことないとか出ていますが、もともと不動産業は四半期ごとの売り上げが安定しません。
大きな物件が引き渡されたタイミングに売り上げが計上されるためです。2019年は消費税増税があり増税前の引き渡しが多かったため3Q以降は確保売り上げが減っています。

これは、2Q時点での決算ハイライトを読よめば、すぐわかる事だったりします。

今回の着目点は

「監査法人に指摘されることなく四半期報告書を出せた。」

の一点に尽きます。

上方修正や増配予告がなかったのは残念ですが、そこは仕方がないということで。

ただ来期に関しては売り上げ見通しから見ると減収減益に見えます。今期は消費税増税ブーストがあったため仕方ないかもしれません。

■20193Qと20203Qでの来季以降の引き渡し予定数量と金額


1年前と比較して受け渡し残高が133.1億円から121.9億円に減っています。約10%ぐらいの売り上げ減少はありそうです。
この数値は社長逮捕の影響が出ていないタイミングですので、もしかしたら本決算ではもう少し減少幅が大きいかもしれません。

株価指標的には10%減でも2000円超えていないとおかしい気がします。今回の件で土地の仕入れを少し控えると営業CFが急改善するという、嬉しいような嬉しくないような誤算が発生するかもしれません。
また、秋田のホテルを売却など、不動産資産の現金化を進めている様子です。

しかし、何しろ信用買いが多い!理由はなんであれ4か月ぐらいかけて解消する必要があるため、来季の減収を理由に一回上げた後は下押ししてくる予想です。

結局は今年いっぱいは1200円-1800円のレンジ相場を形成しそうな?

2020年2月5日水曜日

[個別株]3328 BEENOS 決算は予定時刻より前倒しに出すことがある(特にいい場合)

3328 BEENOSです。
リユース業がメインですが、利益の大半はインキュベーション業で稼いでいる会社です。

さて、今年からインキュベーション業ですが20%の割合で利確していくとしていましたが、さっそく1Qから利確です。

サマリーだけ見るならすごい数字です。

株探より
https://kabutan.jp/news/?b=k202002050024
連結経常損益は23.6億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上し、通期計画の30億円に対する進捗率は78.9%
え?1Qで、計画の78.9%ってめちゃくちゃ好決算!!
ってなりますが、中身を見ると
利益の大半は売却益でそれ以外のセグメントは2.1億円の黒字でした。
前の期は広告費が大きく赤字でしたが、今期はその分が浮いて黒字化しています。

売却益は2019年度は4Qに出していますので、これを1Qの段階で出してしまった感じですね。そのほかのセグメント利益が2Q-4Qの間に同じぐらいに発生するとすると6.3億円。1Q分足すとちょうど29.9億円とほぼ会社予想値と一致します。

それを見越してなのか、どうかわかりませんが、決算速報見て跳ね上げた株価が、押し下げられています。1Qで通期78.9%なんていったら通常S高間違いないですが、みんな決算内容見てこの後の楽しみがなくなったと感じたのかもしれません。

この決算なのですが、チャートを見てもらえればわかる通り13:00の場中に発表されました。いままでは15:00発表です。よい決算ほど先に出る傾向があるため、あんまり引けまで待たない方がいいのかもしれません。

ミンカブも11:00に通期の修正が入ってました。

私ですが、午前中の引けから時間分散で入っていくつもりが、みるみるうちに上昇していって予定量には達せず見守っていました。まぁ1240円吹きなので下がってきているとしてもまだプラス域ですのでよかった・・のかな?

BEENOSですが一度上がり始めるとボックス上限ぐらいまでするすると行くので、もう少しホールドしようかなと思います。4/22なども上髭つけて終わった後次の日大幅高だったりするので。










2020年2月4日火曜日

[個別株]6050 イーガーディアン 8期連続増収増益の優良企業。PERはちょっと高めだけどまだ成長できる(と思う)

今回は軽めに。イーガーディアンに参入しました。

いやー。コロナウィルス関連もあって全体的に相場が不安定です。
上下値動きが大きく短期トレードには向いていますがロングの入りどころは難しいですね。相場観としては不安定なときには手を出す必要がないって感じです。

ですが、全体的に問答無用で下げていることもあり、好決算には素直に上で反応する銘柄が多いです。

そんな中、土日悩んで今日参入したのがイーガーディアン


決算前でしたが、このところの急落に巻き込まれて3か月振り安値付近まで落ちてきたタイミングでの決算となりました。

四季報には
クラウド型サイバーセキュリティの先行投資重く利益横ばい
との一言がありました。で、会社リリース
「クラウドゲームトータルサポート」提供開始
https://www.e-guardian.co.jp/info/2019/20191204.html

このほかにも1Qの間に次々と新サービスを提供開始しました。開発費回収のめどが立ってきたということで売上・利益ともに向上していると踏んでの買い参入。
結果はQonQで、売上15%、経常益17%UP。進捗率も30%を超えてくるなど成長が加速しました。

細かい数値は株探にお任せします。
https://kabutan.jp/stock/news?code=6050&b=k202002030056

営業CFも現金も順調に増えていて財務的にも問題なし。もっと長期にもっていてもいい気がしますが、PER的には30近い数値になってくる為、ちょっと割高感もあります。
現金が積み上がり始めているので、株主還元するか、どこかを買収して規模を大きくしてほしいなとは思います。

全体が不安定なためホールドするかは悩むところですが、短期でクローズしたとしてもリリースしたサービスがフルで乗ってくる2Qのほうが期待できるので2Qに向けてまたどこかで買いたいです。
なんて言ってたら買い場ないんだろうなぁ・・。寄り高で下押したら追加しようかな?
とりあえず板を皆がら考えます。

(追記)
結局、1/25の窓埋めになる2016円付近で半分指値入れていたら寄りで決済
さらに上側のトレンドラインでさらに半分利確
ポジション1/4まで圧縮しました。残りはホールドしたいなぁと。


2020年2月3日月曜日

[雑記]2/3先行してリバウンド。日経はそれほど下げずに終了。でも防御姿勢は継続中。イマジニアデイトレ

アウトプットすることで、相変わらず自分の考えをまとめるためのものです。個人的な妄想です。

日経平均は、朝からリバウンド気味でしたが、上海が開いたのと同時に大きくリバウンド。素直にヘッジで売っていた分の買い戻しが入ったように見える形になりました。

土曜日の時点で次のようなストーリーを立てていました。
[雑記]NYダウ-604 値幅は大きいけど割合は2.09%、肺炎を言い訳にしたステルスQE終了懸念?
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/ny-604-209.html
1.上海再開前は、軟調な相場を想定。事前に日本株を売ってヘッジする可能性もあり
2.上海再開後は、中国が対策を打ってきて、それほど下がらないと思われる。
  素直に東京もリバするか、上海売れないため日本を売る流れかを見極める。
3.アメリカは上海大幅安がなければいったんショートカバーに入る想定
想定よりもリバウンドが早く始まってアメリカ時間とみていたものを先取りした形で終了しています。
このパターンだと、NYが上値追いしない限り、明日の日経は弱い形でスタート、NYが下押ししたりした場合は、今日リバウンドした分も含めて急落がやってくる形が頭によぎります。

中国市場ですが、中銀による資金供給がされています。1.3兆元規模とのことで本当に実行したのであれば1日の量としては過去最大規模。

ただ、Twitterなどで完全に勘違いされていますが、別に日銀のETF購入のように株式市場に直接資金を供給するようなものではなく、リバースオペといって、債券を担保に現金を貸出するものです。借りている資金なので返却の必要があります。
企業などへ短期資金を供給して資金ショートによる債務不履行を防ぐような性質のものです。

ですので企業経営への過度の不安は取り除けるでしょうが直接株価対策となるようなものでもありません。

移動が制限され、物流やお金の動きがほぼ止まっている中国の状態が改善しない限り株価の戻りがあっても限定的と想定しています。
また、タイなどで治療方法を確立した!などとニュースになっていますが、1例完治しただけで治療方法を確立したなんて私でもわかるぐらい素人かよ!って言いたくなります。
具体的に臨床試験のレポートが出てくるまでは一喜一憂する相場です。

ですので本格的に中国が回復するためにはウィルス騒ぎがひと段落する必要がありその傾向が見えてくる(例えば患者数の増加が鈍ってくる)などの実績出始めてからが本格反発。
その時に改めてロングに入るつもりで先端をとるのはあきらめて防御姿勢を継続中です。
ステルスQE終了不安なら、上記である程度戻ったところで再度の調整もありそうですが、それはそのときのタイミングで再度考慮するつもりです。

幸い値幅が大きいので少しぐらい遅れて入っても十分とれそうです。

防御姿勢を継続しつつ、行き過ぎ銘柄のデイトレなどの短期トレードを駆使しながら資産を減らさないようにしたいと思います。

ちなみに今日は眺めていましたが個人が好きそうな小型株の戻りが大きいですね!売り枯れという見方もできますが、餌食にならなければよいのですが・・・。

あ、何度も言いますが短期口座の話です。10年単位保有のインデックスや年単位で保有するつもりのNISAは気にせずホールド中。

ちなみにイマジニアいつものVWAP乖離+4σでの逆張り。
完ぺきに決まっていたのですが、全体の雰囲気が好転し始めていたためVWAPまで戻ると思わず割と浅めで利食いしてしまいました。

あと、決算に期待して6050イーガーディアンをロングで参入です。いまから決算チェックです。


2020年2月1日土曜日

[雑記]NYダウ-604 値幅は大きいけど割合は2.09%、肺炎を言い訳にしたステルスQE終了懸念?

だらだらと相場観を書いてみました。書いてアウトプットすることで自分の頭の中を整理するのが目的です。

1/31は前の日のダウ反発をみて日経は堅調でしたが夜のNYが割と急落しました。

私は前の日のWHO非常事態宣言で反発というのにはさすがに違和感がありました。そしてTwitterをみて考えてみれば来週月曜日は上海市場が再開します。どう考えても上がるイメージが付きません。
いつも参考にさせてもらっているオジサンのツイート

こーいう気づきはツイッターでの情報収集も便利です。

考えたすえ、やっぱりアメリカも上海再開を警戒するのではないかと引け際にかけて片っ端から短期のロングポジションをクローズ

株主番号が変わらないように100株だけ残してミンカブもプレサンスも撤退。ムトー精工もいったん撤退しました。

ということで夜のNYです。


ヨーロッパ時間帯から先物が下がっていましたが、開始とともにさらに下押ししました。
最終的には-604となかなかの下げっぷり。

値幅だけ見ると結構ありますが、割合的には2%ぐらいです。価格が上がると動き幅大きくてポジション管理が重要になってきますね。特に差額決済となる信用取引は注意です。

さて、今後ですが、短期ではやっぱり月曜日の上海市場次第ですが、中国です。以前サーキットブレーカー導入時直後に連発で発動した後、企業による売り禁止などさすが社会主義国家と言わんばかりの対策を出してきました。今回も同じように急落防止策をうっての再開とみています。
ただ、その場合、中国は売れないから代わりに日本を売っとくという謎の流れもあります。アメリカが上海の下げが大したことないねっていって急激リバというストーリーもあり読みにくいです。

ただし、投機家としてはボラティリティが大きくてチャンスが多そうです。また今回、事前に全体的に下げているので良決算には素直に上で反応する銘柄も多く決算よさそうな銘柄を短期で狙っていく戦略をしながら荒れた相場を耐え抜くつもりです。

1.上海再開前は、軟調な相場を想定。事前に日本株を売ってヘッジする可能性もあり
2.上海再開後は、中国が対策を打ってきて、それほど下がらないと思われる。
  素直に東京もリバするか、上海売れないため日本を売る流れかを見極める。
3.アメリカは上海大幅安がなければいったんショートカバーに入る想定


時間帯的に上海が動き出すまで手出し無用。リバるならついてく。下げていくなら引けで決算よさそうな企業を買っておく。

なお、2.については
2.制御策が効かず、パニック売り続出で強制的に取引中断という大惨事ストーリーも考慮して、いったんは再開後をしっかり確認してから。

と。整理しました。

今回肺炎の流行は単なるきっかけで、実際にはFRBのステルスQEが6月ぐらいで終了するといわれていて先取りした株価調整ではないか?という見方もあります。

その場合、肺炎がひと段落しても軟調な展開になることも想定されます。NYダウが大幅調整する場合、大体12%ぐらいが最近の目安です。だいたい25700ドルぐらいです。
また期間的には3か月ぐらいは不安定になるかもしれません。
2018年9月から始まった2018年12月のクリスマス暴落の再現なんてことにはならないよう祈りながら、しばらくは短期勝負に徹したいと思います。

ただ、大統領選挙ある年・・トランプさんが下がったままの株価を許容しないかなぁと。長期投資向けのアメ株インデックスはドルコストで淡々と買っていく予定です。