2月の決算シーズンもこれにて終了
前半戦はコロナ騒ぎで全体的に下げていたこともあり、好業績発表の株は素直に上に反応する事が多かった形です。
後半戦に入るとコロナをほっておいて、SQがらみもあり、下値も上値も重くなる現象が発生して、業績が良くても売られる株が多かった印象です。
2月SQ値は24744。前の日は24825付近にいましたが、ダウが下に行ったことと日産の大幅安がありギリギリ24750は超えなかったようです。
https://trv-and-mt4.blogspot.com/2020/02/sq27.html
ダウ・日経先物比較
SQが終わったとたん、ダウの上げにはほとんど反応せず、下値を模索する展開となっています。チャートからもダウが横ばいな状態にかかわらず、日経が下げ始めている様子が見て取ります。
コロナ関係で日本も流行期に入りそうな雰囲気のなか、妙に堅調だったのがおかしな感じだっただけで、SQがなければもともとこのような動きをしていたかと思われます。
さて、決算期は決算好調な株を中心に絞り込んでトレードしました。
最終日だけ雑になってしまいましたが、基本的にはねらった通りのトレードができたと思います。
狙ったのは
・業績が安定しているのに売り込まれている株
・自社株買いの実績がある株
・Q毎のばらつきがあるが季節性が高い株
です。
2/14はもともと持っていて売り込まれているが下値が限定的になってきたここら辺でやめておかないと反動きそう。今期、決算ギャンブル— 開発日記 MT4/TradingView (@mt4program) February 14, 2020
3912 モバイルファクトリー → 自社株10%
6050 イー・ガーディアン → S高
3328 BEENOS → ちょい高撤退
3978 マクロミル → S高(取れてない泣)
3656 Klab → 寄り底プラテン(ホールド中)
3758 アエリア
3851 日本一S
前年度3Qから業績が改善し始め、売上が急増している
1447 ITBookHD
と持ち越してみましたが、どれも夜間PTSを見ると大惨事だったようです。
アエリア→黒字だが、ゲームの償却期間短縮、会社予想利益に対して大幅減
日本一S→3Q進捗96.5%だが上方修正でず
1447 ITBookHD→売上大幅増だがのれん代重く赤字継続
アエリアとITBookHDは、まぁわかりますが、日本一が売り込まれたのは、ちょっと意外です。金曜日の引けで跳ねたのでその分かな?
ITBookは調査不足で、現状の株価でも結構高めの価格のようでした。失敗。ここまで勝ちすぎて調査が雑になっていました。
さて、今後の戦略ですが、相変わらず防御姿勢です。ダウもさすがに上値が重い中、日経はコロナ騒ぎもありさらに重くなりそうです。
FRBの金融政策報告書でも「上昇した」資産価値がリスク要因として挙げられていて、アメリカ株式にとって、コロナ騒ぎよりもこちらの方に着目する可能性が十分あります。
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-report-idJPKBN2012BI
市場との対話を間違うと2018年のクリスマスまで続いた急落の二の舞も意識されるかもしれません。
ということで、2月もこの先慎重に進めていきたいと考えています。あまりウイルス騒ぎに直接関係なさそうな銘柄を中心に軽めにポジションを組む形で。
ゲーセクも秋のゲームショーに向けて、そろそろ新作の話題が出てきて急騰する銘柄も出てくると思われますので、黒字でも下値を掘っている銘柄を中心に慎重に買い集めたいと思います。(アカツキ、KLab、アエリア、日本一S、日本ファルコムetc)
あと、コロナの影響ですが経済には間違いなくマイナス影響を与えています。特にホテル、インバウンド系は壊滅的2-3月を含む次の決算は超絶マイナスなのは間違いありません。4月末からの決算発表はかなり慎重に行くことを
中国に工場を持っている企業も間違いなくQonQでマイナスです。次の決算期に向けて意識される局面もありそうです。
ただし、そのころに落ち着いていれば決算で悪材料出尽くしとなると想定します。ですので次の決算は決算で下がったところを買う戦略で挑みます。
まだ、3か月後ですが今のうちにメモ(w
ということでまとめ。
・ここから、日本株は重い形になりそう。
・FRBの状況によっては3,4,5月の付近でアメリカ株、急落が発生するかも?
・2-5月にかけて、ゲーセクは底値をたたく事が多いので少しずつ集める
・インバウンド、ホテル系は間違いなく2-3月を含む期が超絶悪決算
・中国シャットダウン中。中国に工場持っている企業も次の期悪決算
ここからは売りメインで行こうかな・・。